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C 外国で発行されたベトナム関係図書
2019年12月以降紹介分
2020年06月公開分
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カバー写真
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商品No. |
タイトル、著者、発行者(年)、内容など |
価格(円) |
C1264以前の商品は
C1236-C1264 をご覧下さい。 |
以下の5点(C1265-C1269)はBerliner
Höhlenkundliche Berichte(ベルリン洞窟レポート)で、Speläoclub
Berlin(略してSCB,
SpeläoclubはCaving
Club)が不定期に発行する世界各地の洞窟を調査してのモノグラフ・シリーズ。2001年に第1巻が発行され、現在(2019年10月)時点で第77巻。そのうちベトナムを取り上げたのは以下に紹介する5冊。いずれも1冊丸ごとベトナムであり、その他の記事は一切入らない。洞窟調査なので、当然ながら洞窟地図が多いが、その情報として洞窟名、位置(行政単位による)、経度・緯度、標高、洞窟の長さ、調査年月日、担当者、地図作成者、BCRA(British
Cave Research Association;
英国洞窟研究協会)、又はUIS(Union
Internationale de Spéléologie:
国際洞窟学連合会)のグレード番号が記載されている。(第22巻は記載項目が少ない)。 |
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C1265 |
Berliner Höhlenkundliche Berichte Band 22
Northern Vietnam 1993-2006
(Belgian-Vietnamese speleological
projects in the province of Bac Kan, Ha Giang, Hoa Binh, Lai Chau and
Son La),
Jan Masschelein, Vincent Coessens, David Lagrou, Michiel Dusar & Tran
Tan Van (editors), BHB, GERMANY 2007;
「ベルリン洞窟レポート
第22巻
北ベトナム
1993-2006」(バクカン、ハザン、ホアビン、ライチャウとソンラの各省におけるベルギー=ベトナムの洞窟探検プロジェクト)。
目次の次のアブストラクトは英、独、仏、越、蘭の各語で。続いて1.謝辞、2.緒言、3.総括(地質学的観察、ソンラ省[位置、水文気象学、構造地質学、層序学]、ライチャウ省、ホアビン省、バクカン省、ハザン省)、4.1993-2006年の探検中に探検された洞窟(総論、ソンラ及びライチャウ省、ホアビン・バクカン及びハザン省、その他の探検された洞窟、予備的な洞窟発生モデル)、5.結論、6.文献。付録として、1993年から2006年にかけて北ベトナムで実施されたBVKCA洞窟探検プロジェクトで調査された洞窟(総数270)の一覧表。全体に洞窟地図が数多く掲載され、それに加えていくつかのトポマップ。カラー写真は5点。写真に比べ洞窟地図がずっと多いのは、観光用ではなくこれまで未知だった知られざる洞窟の探検し発掘するという目的が強いからであろう。大小の洞窟については、名称、調査担当者、調査年、長さ、深さといった情報が記されている。
215x300o,
212pp, SC,
英語(主要部分は/語、アブストラクトは五か国語)
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9,870 |
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C1266 |
Berliner Höhlenkundliche Berichte Band 43 Karst
and Caves of South Vietnam, Part 1: Provinces of Kien GIang, An Giang and Da
Nang, Michael Laumanns (Ed.), BHB, GERMANY 2011;
「ベルリン洞窟レポート
第43巻
南ベトナムのカルストと洞窟、第1部キェンザン、アンザン及びダナン」。
最初のアブストラクトは英、独、仏、越語。続いて1.謝辞、2.緒言、3.キェンザン省のカルストと洞窟(初めに・地質学的及び地理的設定と探索履歴、ダズン山の洞窟、ハティエン近くの他の洞窟、キェンルソン地域の洞窟、推奨)、4.ダナン省のカルストと洞窟(ダナン南方の五行山にある洞窟)、6.南部ベトナムの動物洞窟学、7.結論、8.参考文献。付録全5は2010年と2011年に南ベトナムで実地踏査された洞窟リスト、ハティエン/ホンチョン地区における石灰岩の山のリスト、ダズン山(ハティエン、キェンザン省)とその洞窟のアトラス・シート、(ダナン)水山と洞窟のアトラスシート、洞窟とカルスト関連の写真(最後の4頁にカラー写真22)。本号では第6項で洞窟内に生息する各種小動物についての部分がカラー写真12点や、各洞窟での生息状況が一覧で示されているなど詳しい。洞窟の地図には、洞窟名とその場所、入り口(複数ある場合はそれぞれ)の位置(緯度、経度)、海抜、長さ、調査年月日と担当者、地図作成者名、BCRAグレード番号が記載。
210x300o,
73pp(ページが打たれているのは73ppだが、それ以降のページが打たれていない付録は計64pp但し、写真頁以外は片面のみの印刷),
英語
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6,230 |
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C1267 |
Berliner Höhlenkundliche Berichte Band 55 Karst and Caves of Ninh Binh Province
(Northern Vietnam), Michael Laumanns (Ed.), BHB, GERMANY 2014;
「ベルリン洞窟レポート
第55巻(北部ベトナム)ニンビンのカルストと洞窟」。
最初のアブストラクトは英、独、仏、越語で。続いて、1.謝辞とチームメンバー、2.土地設定と一般的注意、3.ニンビン省での洞窟探検の歴史、4.洞窟の説明(一般的な注意、チャンアン=タムコック/ビクドンとチュォンイェン地域の洞窟、タムジェップとイェンモ地域の洞窟、ククフォン国立公園の洞窟)、ニンビン省の洞窟生物学、6.参考資料。付録はこの巻で説明されている洞窟の要約リスト。
カラー写真は他の巻に比べると豊富で全43点、洞窟地図、トポマップ。洞窟の地図全26には入り口(複数ある場合はそれぞれ)の位置(緯度、経度)、海抜、長さ、調査年月日と担当者、地図作成者名、UISグレード番号が記載。
210x295o,
109pp, SC,
英語 |
4,850 |
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C1268 |
Berliner Höhlenkundliche Berichte Band 56 Karst and Caves of South Vietnam Part
2: Provinces of Dong Nai, Lam Dong and Quang Tri, Michael Laumanns, BHB,
GERMANY 2014;
「ベルリン洞窟レポート
第56巻南ベトナムのカルストと洞窟
第2部:ドンナイ、ラムドンとクァンチの各省」。
最初のアブストラクトは英、銅、越語で。続いて1.謝辞、2.緒言、3.ドンナイ省の新世代火山活動、4.(ドンナイ省)タンフー及びディンクァン地域(総監、タンフーとディンクァン地域の洞窟)、5.(ドンナイ省)スァンロクとカムミ地域(総論、スァンロクとカムミ地域の洞窟)、6.(ラムドン省)マダギの森の町(総異論、マダギの森の町の洞窟)、7.クァンチ省のカーストと洞窟に関する備考、8.タンプー溶岩洞洞窟への推奨事項と観光のコンセプト、9.参考資料。
付録は、写真(2頁にカラー写真12点)、地図シート一覧。窟の地図全26には入り口の位置(緯度、経度)、海抜、長さ、調査年月日と担当者、UISグレード番号、地図作成者名、が記載。
210x300o,
50pp, SC,
英語 |
4,850 |
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C1269 |
Berliner Höhlenkundliche Berichte Band 74 Karst
and Caves of South Vietnam Part 3: The Caves of Krong No Volcanic Geopark (Dak
Nong province), Michael Laumanns (Editor), BHB, GERMANY 2018;
「ベルリン洞窟レポート
第74巻南ベトナムのカルストと洞窟
第3部:(ダクノン省)クロンノ火山ジオパーク」。最初のアブストラクトは英、越、仏、独語で。続いて1.緒言、2.溶岩洞の洞窟形成、3.クロンノ火山ジオパークの地理設定、4.クロンノ火山ジオパークでの考古学的研究、5.クロンノ火山ジオ
パークの洞窟探検の歴史、6.クロンノ火山ジオパークの洞窟(一般的注意、洞窟の説明)、7.生物洞窟学的ノート、8.結論、9.参考資料。付録は洞窟総覧リスト。カラー写真はページ全体を占める2点を含む全10点、洞窟地図(35点)には洞窟の名前と場所、位置(緯度、経度)、標高、長さ、サーベイ年(又は年月日)=サーベイ実施や地図作成者は日本人名や日本のVolcane-Speleological
Society of Japanの名前も、オリジナル地図作成者名。
210x295o,
70pp, SC,
英語 |
4,850 |
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C1270 |
Le Caodaïsme
en Images, Dervy, FRANCE 1949;
「カオダイ教を写真で」。筆者(編集)はGabriel
Gobronで、最初に同氏の作品がリストで示され、紹介のあとは写真の部である。
宗教儀式、タイニンのカオダイ教(タイニンのカオダイ寺院(48年9月18日))、タイニンのカオダイ教(建物と記念碑)、カオダイ教軍、宣伝事業(1948年9月18日)、聖座での社会活動、司教冠、色々、カオダイ教の礼拝対象、タイニンのカオダイ宗教の教皇の日、カオダイ教の結婚式、カオダイ教の高位と色々な資料、女神Dieu-Tri-Phat-Mauの祭に際しての祝典(1948年9月18日)、軍事行動中のカオダイ教軍、といった項目に分かれれいる。写真は連番が付与され、最後は175。写真には簡単なキャプションが付けられている。
300x230o,
ページ数記載なし(数えると104pp),
SC,
フランス語 USED
外観は経年古さがあり、若干の汚れあり。表紙右下端部は最初の8ppほどで折り目あり。表紙右上部が丸く。内部は書き込みや特記すべき汚れなくきれいな状態 |
16,500
SOLD OUT
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C1271 |
Connect: Kunstszene Vietnam,
Institute für Ausland, Kerber Art, GERMANY 2009;
「接続:ベトナムのアートシーン」。1990年代になって初めてベトナムでも現代アートが発展することが出来た。その進み具合は遅かったものの、すぐに多数の展示会が開催されるようになった。国際関係の進展もあり、アートギャラリーが出来、アートマーケットが設立された。
本書は1990年代初頭以来ベトナム芸術に関する初のドイツ語の大要である。自国の現在の芸術発展への貢献は、現代の国民的アートシーンの出現背景とプロセスを明らかにしているアーティスト達が自国の芸術発展に貢献している....。本書では最初に、展示会へ、次いで紹介されているアーティストは、アート/内部へ、としてホァン・ズォン・カム、グエン・トゥ・ハp、ングエン・キム・ホァン、グエン・マィン・フン、ディン・Q・レ、チャン・ルォン、リ・ホァン・リ、など11人、1990年からのベトナム芸術へ、としてグェン・クァン、ブイ・ニュー・フォン、ヴェロニカ・ラヅォヴィック、グエン・ニュー・フィなど5人、付録でグエン・スァン・フィ、アニカーニーマン、著者へ、インプリント。それぞれのアーティストについはその履歴の紹介に加え、そのアート作品も掲載。絵画などは少なく、多くが空間を、静物を利用したもの、屋外設置アート、あるいはアーティスト自らや人が入り込んだ、街中でのパーフォーマンスなど従来の形にとらわれない前衛アートである。
175x245o,
152pp, HC,
ドイツ語 |
4,180
SOLD OUT
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C1272 |
EWEC Archaeosites: A Sustainable Project at My Son Sanctuary In
Vietnam, Mauzirio Boriani, Fulvia Premoli editors, Araba
Fenice, ITALY 2012;
「ベトナムのミーソンの聖域での持続可能なプロジェクト」タイトル最初のEWEC
ArchaeositesはThe
East West Economic Corridor Archaeological Sites(東西経済回廊遺跡サイト)A
challenge for development based on cultural heritage.(文化遺産に基づいた開発への挑戦)とある。
前書きとして、複雑な文化遺産システムへのプロジェクト戦略、アジア南東部の文化遺産の研究とプロモーション活動、記念碑保存のための研究所:
ベトナムの遺産保存におけるミラノ工科大学パートナー機関、の3項目。続いて以下の8章に分類し、多数の写真を掲載して説明。
8章は:1.一般的な枠組み(ズイスェンの領土状況の中でのミーソン:統合改善プロジェクト)、2.
ミーソンとチャムの建築(建築・経済及び政治:ミーソンの”Gグループ”からの考古学的証拠、ミーソンの建築学的・考古学的修復における知識・保存原則・介入、ケース・スタディとしての”Gグループ”での復元作業、Gグループでの暫定工事、の3項目に分類)、3.
技術報告書(プロジェクト内の記念碑保存のため研究所により2010-2011年に実施された活動について、アジア南東部の歴史的建造物の海塩風化、の2項目)、4.
”Gグループ”の3D調査と仮想再建築、5.
ミーソンの植物遺産(雑草の管理から植物性ベトナム資源の改善まで、ミーソンの視覚的認識の改善、の2項目)、6.
ズイスェンの文化遺産を体験して下さい(映像での報告:理由・場所・テーマ、展示センターと訪問路の改善)、7.
ミーソンでの駆動時間、8.アジア南東部における絹の生産(ズイスェン地区の文化的、経済的改善のための仮設)。
写真は小さなものが多いが、ほとんどがカラーで約400点。イラストも多数、ほかに地図や表も多い。どの程度の発行部数かは不明だが、探し出すのは非常に難しい。
230x210o,
168pp, SC,
英語。
USED
表紙で上下角がやや丸くなったりして若干の傷みあり。 |
9,350
SOLD OUT
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C1273 |
Fuck Miss Saigon: Adventures of a Vietnamese
Prostitute, Mekong Moe, USA 2017;
「ミス・サイゴンをファックせよ:ベトナムの売春婦の冒険」。筆者メコン・モーは1972年南ベトナムで生まれた。当時は米軍が撤退の準備をし、北ベトナムにサイゴンを占領させようとしているような時期だった。早々と結婚し二人の子をもうけたが、その後離婚、生活のためヘアサロンで働こうとシンガポールへ。すぐに騙されたことに気付いたが、チケット代金を支払うため西洋のビジネスマンに身体を売る仕事をせねばならなかった...。本書は最初に「説明」、続いて、ベトナムにおけるセックス(常連客1:フランス人)、売春婦の作り方(常連客2:アメリカ黒人)、私の客(常連客3:ドイツ人,
常連客4:アメリカ白人)、クソのアジアン・ファンタジー(常連客5:ノルウェー人、常連客6:イギリス人)、ベトナムの赤線地区(常連客7:オーストラリア人)、海外の売春婦(シンガポール、上海、ドバイ)、プロの売春婦(常連客8:ニュージーランド人)、最後の射精、と全体を8つの項目に分類している。中には20世紀初めの同地の日本人女性についての記載もある。150x230o,
130pp, SC,
英語 |
2,970
SOLD OUT
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C1274 |
Marionnettes sur Eau du Vietnam,
Trần
Văn Khê, Maison des Cultures du Monde, FRANCE 1984;
「ベトナムの水上人形劇」で、ベトナム音楽の研究で多くの功績を残した故チャン・ヴァン・ケ教授が在仏時代の1984年に記したもの。水上人形劇のみを取り上げて解説した本で、次のように分類し関連写真などを多数掲載して説明を進めている。
I.水上人形劇
Múa Rối
Nước、II.
舞台とシーン、III.
人形操作の芸人、IV.
Múa Rối
Nướcのレパートリー、V.
水上人形の登場人物、VI.
音楽、VII.
文学の台本、VIII.
伝統的水上人形劇の劇団。巻末に参考文献。
カラー写真、イラストは合計約40点。水上人形劇の土地から登場人物(動物)、その舞台や用具などが示されている。探し出すのが困難なタイトル!
160x220o,
71pp, SC,
フランス語 USED
若干の経年古さあり裏表紙の右端中央あたりに皺があるが内部はきれいで特記すべき難なし |
11,000
SOLD OUT
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C1275 |
My Vietnamese Whore Wife:
Erotica From South-East Asia,
Collected by Mekong Moe, USA 2019;
ベトナムの最も有名な国際的売春婦メコン・モーのこれが処女作(以降全3作)、本書はベトナムの売春婦の妻に関する真実の話としてで初めての英語による出版物としている。多くの外国人客を相手にし、その中の一人と結婚してからも本業を続けた人達の話である。
ベトナム人売春婦の妻ナンバー1、こんにちはベトナム売春婦の妻、黒牛はベトナム人売春婦妻をファックする、シンガポール:ブォイ・サン!、客、彼女のエロチックなサービス、ポルノ映画での私の売春婦妻(オーストリアのウィーン)、Glory
Holeでの私の売春婦妻の休日(タイのバンコク)、私の売春婦妻のビーチ輪姦(タイのパタヤ、マレーシアのジョホールバル、シンガポールのハイアット・ホテル、クアラルンプルのウェスティン・ホテル、中国の上海)、タマ蹴りベトナム人、など。上半身裸、胸が露わな写真などが45点。
タイトルもそうだが、中もだいたいは男性が書いた体験記を集めたもの。猥褻度も高いので注意。
155x230o,
106pp, SC,
英語 |
1,920
SOLD OUT
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C1276 |
The Vietnam Whore
(How Asian Prostitutes Defeated the United States of America), Mekong
Moe, USA 2019;
「ベトナムの売春婦(アジアの売春婦がどのようにアメリカ合衆国を打ち破ったか)」。ベトナムの売春婦はベトナム戦争に勝利し、平和になった。1965-75年にサイゴンの薄暗い路地、派手なバー、怪しげな売春宿で膝をついていたLGBM[注:GI用語で「小さな茶色のファックマシーン」と言った意味]が米軍をベトナムにひざまずかせた...。筆者はベトナムで最も有名な国際的売春婦であるという。本書には目次がないので、ページをめくって項目を拾っていくと、緒言:戦争でのベトナムの売春婦、ベトナムの性と西洋の見解、ベトナムのFemDom[注:
Female Dominationの略で、性行為に於いて女性が支配的な役割を果たすこと]、他の植民地の影響、”堕落”しての歌と喫煙、1945-1955年のインドシナ売春婦、南ベトナムの売春婦、歴史的視点での売春婦と平和、1996年とそれら全て、大衆文化の中のベトナム売春婦、陥落後、などが太字になっている。付録1ではベトナム人売春婦に関する本、付録2では映画の中のベトナム売春婦、付録3では一流のベトナム人売春婦(名前リスト)、それに参考文献。19世紀末よりの同地域での売春婦事情が記されており、当時の関連する多数の絵葉書写真を掲載、そこには現在では入手の難しい珍しいものも見られる。中で20世紀初めのインドシナでの売春婦と分類としてバンブー売春婦、デイライト売春婦、サンパン女性、中国人売春婦、コンガイ、ヨーロッパ人売春婦、日本人売春婦、家庭内使用人、フランス女性、混血との記載がある。20世紀初めの日本人売春婦についても写真と文章で触れている。テーマがテーマなので、掲載写真は必ずしも万人向けのものばかりではないので注意。150x230o,
254pp, SC,
英語 155x230o,
254pp, SC,
英語。 |
3,410
SOLD OUT
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C1277 |
월남어회화(간단한생활용어집),
주월한국군사령부,
KOREA 196?; 「越南語会話(簡単な生活用語集)」で駐越韓国軍司令部編。ベトナムに派遣される将兵に対し配布(?)されたベトナム語会話集である。表紙をめくると越語で”
Việt-Ngữ
Căn-Bản
cho Người
Đại-Hàn
Tại
V.N”(ベトナムの韓国人の為の基本ベトナム語)とある、
文字、声調、発音から始まり、南部語と北部語の違いに触れたあと、挨拶、天気、数詞、曜日、時間、月、季節、食べ物、果物、そして様々な日常生活のシチュエーションでの簡単な基本文を紹介。軍隊の各部隊、階級、武器などは最後にまとめて載せているが、そのあたりは一般人ではなく軍人向けの会話集らしい。
225x150o,
176pp, SC。
USED 表紙上部に手書きハングル文字。表紙左端近くに折り目、背表紙上下端がはがれ気味。中は書き込みやラインはなくきれいな状態。 |
15,400
SOLD OUT
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C1278 |
安南美號大銭の研究(銅銭の部),
齋藤昭維,
JAPAN 2019; 筆者は仏、越、英語などの関係書籍を翻訳家の手を借りながら調べ上げ、またベトナムの熱心なコレクターと会って話を聞くなどして本書発行にこぎつけた。
目次の項目を拾っていくと、1.
阮朝4代皇帝期における政治と貨幣政策(広南阮氏時代、広南阮氏の再興、嘉隆帝の政治と貨幣政策、明命帝の政治と貨幣政策、紹治帝の政治と貨幣政策、嗣徳帝の政治と貨幣政策、嗣徳實鈔の鋳造数、嗣徳帝の崩御とベトナム全土のフランス植民地化、2.
18世紀、19世紀におけるベトナムの社会構造、3.
美號大銅銭の鋳造に関連する勅令・資料、4.
美號銭
背文の出典、5.
阮朝時代のタブー文字、6.
美號銭
背文の読み、7.
貨幣年代記171の別刷り
ベトナム貨幣における儒教のメッセージ、8.
史料の文字と実際に美號銭に鋳造された文字の対照表、9.
美號銭
図版(背文4文字、背文8文字)、10.
The Numismatic Chronicle 171 Offprint François Thierry(原本)、となっている。
途中47ppにわたり図番(硬貨両面の写真)があり、そこに刻まれた4字あるいは8字の背面文字の意味については特に注力している。安南銭で「安南美號大銭」について詳しく調べ上げた研究書といえるもので、単に安南銭のコレクターのみでなく、歴史に関心のある方々にもおすすめできる一冊。
210x300o,
269pp, SC,
日本語 |
3,960 |
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C1279 |
Behind the Visor
–
My Life in Wartorn Vietnam, Sister Sheila O’Toole RNDM, Print
House Ltd., NEW ZEALAND 2007; 「バイザーの後ろに=戦争で荒廃したベトナムでの生活」。名前のあとのRNDMはReligeuses
de Notre Dame des Missions(英語ではSisters
of our Lady of the Missions)の略。
筆者は戦時中の南ベトナムでの自らや修道女たちの経験を書き留めるため本書の刊行を思いついたという。筆者はベトナム行きに先立ち、ベトナムの文化を調べ、公用語である仏語を学んだという。彼女にとって初めてのパスポートであり、短時間メルボルンに立ち寄ったあと、戦争が最も激烈であった時期のサイゴンへ...。
本書では全体を次の12章に分けて写真を多数掲載しながら記述を進めている:第1部は第1〜第6章で若い宣教師、キウィ(ニュージーランド人)との旅行、赤ん坊たち!、嵐が起こる、捕虜、自由!。第2部は第7から12章で、ベトナムへ戻る1992-2003年、"インドシナ"のルーツへの巡礼、シスター・メアリー・キャサリンの最後の休息場所、過去から現在まで=ダイ・ラム、トゥドゥックで私の人生の仕事を続ける、カウントダウン。その後に付録としてA.聖心のシェルター、B.出来事の伝票、C.1975年以降のベトナム地図。本書中の写真(約160点)はすべてが筆者によるもの、としている。ニュージーランドで発行ということもあり、探し出すのが非常に難しい。
160x220o,
203pp, SC,
英語 USED
裏表紙左下隅に折れがある他は特記すべき不具合なし。 |
5,940 |
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C1280 |
Connaissance
du Việt-Nam
Pierre Huard & Maurice Durand, École Française d’Extrême-Orient, FRANCE
2014 ;
「ベトナムの知識」。多数のイラストを掲載し、ベトナムに関する様々な項目について説明したものでその内容は高く評価され、1954年の初版の後に再版を繰り返しており、この分はRéimpression
12とあるように再版12版。
全21章は、ベトナム地理の概要、ベトナムの簡単な歴史、ベトナム人の身体構造、ベトナム文化の起源、ベトナムの精神文化のマクロとミクロの宇宙特性、暦と祭り、伝統的なベトナム人の精神構造、社会生活、法と正義、戦争、農民、職人、身体の管理、衣類、飲食物、住居、輸送と通信の技術、楽しみと娯楽、音楽と歌、ベトナム文学。その後は、イラスト、主題、ベトナム語、固有名詞、地名、書誌に分けて索引がある。最後はイラストの伝説。イラストには連番が付与されており、最後は132。
160x240o,
356pp, SC,
フランス語 |
5,940
SOLD OUT
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C1280a |
Connaissance
du Việt-Nam
Pierre Huard & Maurice Durand, École Française d’Extrême-Orient,
Collection Réimpressions No.12, FRANCE 2003 ;
上記の2003年発行分。160x240o,
356pp(厚さ34o),
SC,
フランス語
USED扱いだが、内部は使用されたような形跡なし。ただ天地小口は、2000年代のものにしてはやや古さが見える。 |
4,840
SOLD OUT
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C1281 |
Ho, Zanis Gryva, leidyakia « Vaga »,
LITHUANIA 1975 ;
「ホー」。中を開いても一体何語か?と思ってしまうが、Vilnius
1975とあるのでヴィルニウス、すなわちその地名はリトアニアの首都だからリトアニア語かと分かる。ラテン文字にマークの付いたものがいくつか。表紙をめくった対面ページには「ラトビア語からの翻訳、MARIJA
DAUKSIENE」とある。同ページ左下の印や中央左端の数字、また裏表紙上部の白インクでけしかけた文字などから図書館所蔵品だったと推察される。カラー・イラストはBRUNAS
VASILEVSKISとあり、ベトナム人によるものではない。160x215o,
32pp, SC,
リトアニア語 USED 表紙の白の部分に茶色スポット、背表紙部分上端、下端からともにホッチキス部分まで破れあり。中はきれいで特記すべき不具合なし。 |
2,200
SOLD OUT
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C1282 |
Miss Vietnam, Wolf Vostell, NOVA
Broadcast 2, The NOVA Broadcast Press, USA 1968 ; 「ミス・ベトナム」。NOVAは米国のテレビで最も視聴されているプライム・タイムのサイエンス・シリーズ。本書のタイトルはハーフタイトルのページには”Miss
Vietnam and Texts of Other Happenings”とあり、翻訳Carl
Weissnerとある。台本のようなもので、1ページまるまるを使ったものも含め写真は10点。120x200o,
39pp, SC,
英語。表紙は経年汚れ、次のページも紙が着色しているが以降のページはきれい。 |
3,080 |
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C1283 |
A Story of Việt
Nam, Truong Buu Lâm, Outskirts Press, Inc., USA 2012;
「ベトナムの物語」。その始まりから現在までのベトナムの歴史を文化と芸術と同程度に政治や軍事の出来事を等しく重要視して物語っている。全体を10の章に分けている:初めに、中国とのつながり、独立のベトナム、レ朝からグエン朝まで、植民地主義と反植民地主義、伝統的な反植民地主義の終わり、長征から独立へ、植民地主義者の再征服との闘い、統一へ向けて、独立と団結ほど貴重なものはない。写真は連番付きで最後は45。出てくるベトナム語は符号が付いたベトナム文字を使用155x230o,
391pp, SC,
英語 |
2,640 |
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C1284 |
Tuan, Eva Boholm-Olsson & Pham Van
Don, Wesanxana Canda Kurdi, SWEDEN 1986;
「トゥアン」、翻訳者Reso
Zilan,
イラストはファン・ヴァン・ドン。スウェーデンで出版されたこの本、ベトナムに係わるものであるのはすぐに分かるが、中を開くと文字に違和感を覚える。
調べると出版のWesanxana
Canda Kurdiとはクルド文化出版。このクルドはトルコ、イラク...などに居住し国際ニュースにもよく登場するクルド人で、本書も中はクルド語。クルド語はアラビア文字表記のほかにラテン文字(c,
s, e, iなど符号の付く文字あり)表記もあり、本書では後者が使われている。スウェーデンのクルド人は60年代後半、1971-75年にかけてトルコでのクーデターに伴い多数が入ってきたらしい。巻末には語句の説明(クルド語語句をクルド語で簡単に)がある。珍しいクルド語によるベトナム関係書。
205x260o,
31pp, HC,
クルド語
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3,740
SOLD OUT
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C1285 |
Why Ducks Sleep On One Leg (Si Nga Bip
Dok Pit Sa nah Jong; Nch Boh Tai Kon Oda Bich Tom Do Dah Jong; A Tale in
English, Rhade, and Koho), Published by Castlerigg Press, Reading
Connections, Inc., USA 2019;
「アヒルは何故片足で寝るのか?」を英語に加えてベトナム中部高原の二つの少数民族の言語ラデ語とコホ語で。出版社があるノース・カロライナはベトナムを除くと世界最大のモンタニャールのコミュニティがある地である。
同州中北部に位置するグリーンスボロで話される主要言語であるラデ語とコホ語の訳により親が、年長者が子に母語で話し聞かせることでコミュニケーションを持つことができ、未来の世代に引き継がれていく…としている。本書は500部の出版。カラーのイラストは米国生まれで同地に住むタイ人による。見開きの両ページに、英語は青、ラデ語は赤、コホ語は黒で記されている。
205x205o,
44pp, SC、英語、ラデ語、コホ語
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2,200
SOLD OUT
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C1286 |
The Colony, Dinh Q. Lê, Ikon Gallery,
UK 2018; Dinh Q. Lêは本名Lê
Quang Đỉnh、越系アメリカ人。生まれはベトナムのハティエン、現在はアメリカの美術写真家で、繊維写真で広く知られている。2016年にグアノ島に関するインスタレーション”The
Colony”を製作。[編注:インスタレーション:現代芸術において、従来の彫刻や絵画というジャンルに組み込むことができない作品とその環境を、総体として観客に呈示する芸術的空間のこと]。
The Colonyはペルーの西海岸を特徴とする3つの部分で構成される主要な新しいビデオ・インスタレーション。このインスタレションでは、、ほとんど一風変わった荒涼とした環境で演じられる不条理、苦しみ、貪欲のドラマを伝えている。タイトルの「コロニー」は、同種または複数種の生物が集団をなしてある地域に定住しているときによばれている語。前書き、戦争・平和そしてグアノ、と題した一文のあと写真、最後に「人間の欲望の犠牲」と題してZoe
ButtとDinh
Q. Lêの対話がある。
320x290o,
32pp, SC,
英語
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2,420
SOLD OUT
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C1287 |
Gặp
Việt
Nam (Haus der Kulturen der Welt: Werkstatt mit vietnamesischen Künstlern
in Berlin; Bildende Kunst Literatur - Film Fotografie Tanz - Mode),
GERMANY 1999; 「ベトナムに会う」(世界文化の家、ベルリンのベトナム人アーティストとのワークショップ;
視覚芸術文学・映画・写真・ダンス・ファッション)で1999年3月30日から5月9日までベルリンの世界文化の家で開催された展示会のカタログ的な内容。
序文、ガップ・ヴィエト・ナム、ドイモイ時代のベトナム現代美術、ホーチミン、新千年紀の敷居、シンロイ=エクスキューズミー=エクスキューゼモア:チュォン・タンと動き出す若い芸術、と項目が続きそれ以降はグエン・ミン・タィン、グエン・ヴァン・クォン、グエン・クァン・フイ、サロン・ナターシャ、ブー・ダン・タン、グエン=ハツシバ・ジュンといったアーティスト名が最後まで続く。
芸術家の間にベトナムへのアプローチ、フエ=香りの川沿いの王宮、アート・場所・公開・又は旅行中のベトナム芸術、ホイアンの人々、沈黙のゲーム、フジタの猫、大きなブレスレットを結ぶ、勝たねばならない、若い山の女性、ベトナムへの写真、シクロ・日記、なぜシクロ?、リトル・サイゴンからの歌詞、ベルリンの祭壇、展覧会のアーティストなどのタイトルを付けた項目がある。全体を通してアーティストの作品が紹介されており、名前、タイトル、サイズ、制作時期などが記されているが、作品の形態も色々なので統一性には欠けている。
235x330o、
111pp, SC,
ドイツ語 |
4,290
SOLD OUT
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C1288 |
Vietnam Eye: Contemporary Vietnamese Art,
Serenella Ciclitira, Skira, ITALY 2016;
「ベトナム・アイ:
ベトナムの現代美術」。編集者は(アイルランド)ダブリンのトリニティ・カレッジで美術史の名誉学位を取得し、世界中のアーティストやギャラリーと幅広く協力してきた。本書のスポンサーとしてベトナム文化スポーツ観光省、ハノイのイタリア大使館やイギリス大使館の名前が挙がっている。
最初にベトナムの現代美術:ローカルとグローバル、ソサイアティ・アート:
部分的で歪められた価値と題して記載。その後は作者と作品のページが最後まで。アーティストはバン・ニャット・リン、ディン・Q・レ、ドァン・ホァン・ラム、ハ・マィン・タン、レ・ブラザーズ、ゴ・ヴァン・サック、グエン・クァン・フイ、ジュン・グエン=ハツシバ、ファム・アン・ハイ、フィ・フィ・オァン、ヴー・ドゥク・チュンなど全56人。いずれも1980年代の半ば以降、ベトナムの美術シーンの発展に寄与してきた、そして現在も寄与している現代美術家である。
それぞれの芸術家は4ページが割り当てられ、その中で7~10点の作品が紹介されている。作品にはタイトル、制作年、仕様(オイル・キャンバス、ビデオ、パーフォーマンス、ミクスト・メディア、木版画、....など)、サイズ、作品提供者の情報が記されている。
240x240o,
280pp, SC,
英語 |
6,380
SOLD OUT
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C1289 |
Vietnamesische Kunst,
Fotografien von W.und B.Forman, Text von Josef Hejzlar, Dausien, GERMANY
1973:
「ベトナムの芸術」。はじめに文章による説明があり、緒言、金属加工、陶芸、絵画、木工、真珠クラフト、建築、文学[これは参考文献といった内容](以上は文字による説明)、写真(本書の主となるところで、文字で説明された分の写真を掲載)、写真のリスト(独語、英語)という項目に分けて進めている。
写真はカラーと白黒、連番が付与されており最後は243.その番号は巻末のリストでその名称を調べることができ、また前半の文章部でも余白に写真の番号が記されているので、その部分を探して詳しい説明を見ることもできる。写真はそれぞれ対象品の部位を大写しにしていることも多く、そのあたりは類書とは異なるところであろう。
240x275o,
291pp, HC(DJ),
ドイツ語 USED
扱いは古本であるが、丁寧に保管されており経年古さをほどんど感じないほど。 |
5,500
SOLD OUT
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以下は
2020年06月追加分
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C1290 |
Delacour’s Langur Endangered Monkeys of Vietnam,
PTW Edutainment, USA 2020;
「ドラクールのラングール、ベトナムの絶滅危惧種のサル」。ラングールとは東インドから南アジア地域に住むオナガザル科リーフモンキー属のサルの総称。ドラクールのラングール、は、ベトナム北部に固有の危機に瀕している霊長類の絶滅危惧種で、フランス系アメリカ人の鳥類学者ジャンテオドールドラクールJean
Théodore Delacourにちなんで名付けられた。
この地球上でもっとも珍しく知られざるサルを見るには(ニンビン省)ヴァンロン自然保護区が最も適しているが、ベトナムの小舟でしか行けないような地域に生息している。研究者たちは総数200〜250と推察している。素晴らしいクライマーで垂直の崖を簡単に上る能力を持っている。葉を食べ、水を飲むときは崖を降りるがお互い距離を保ち、人間に対しては非常に注意深い。
215x215o,
頁数記載なし(40pp,),
SC,
英語 |
3,520 |
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C1291 |
Early
Photography in Vietnam
, Terry Bennett, Renaissance Books, UK 2020;
「ベトナムの初期の写真」。筆者テリー・ベネットはロンドンを拠点として40年にわたり東南アジアと東アジアの写真を収集し、その歴史について研究してきた。初期の写真の歴史については先に日本、朝鮮、それに3部作の中国など12の著書があるが、本書はインドシナにスポットを当てた最初のものである。
前書きの後、第1章ベトナムとベトナム人の一番最初の写真、第2章
商業スタジオ(1860年代〜1870年代)、第3章19世紀のベトナムの有名な写真家エミール・グセル(Émile
Gsell; 1838-1879)、第4章商業スタジオ(1880年代〜1890年代)、第5章1884-85年清仏戦争の写真家シャルル・エドゥアール・オカール(Charles-Édouard
Hocquard; 1854-1911)、第6章20世紀の写真家の選択、の全6章に分類。その後、ベトナムにおける写真の年表、付録1.ベトナム(1845-1954)のおける写真家とスタジオのリスト、付録2.ラファエル・モローとエミール・グセルの番号リスト、付録3.絵葉書、付録4.王家の写真肖像、付録5.名詞及びキャビネ版、付録7.
1863年フランスのベトナム大使館、写真用語、特選書籍。とにかく写真に関する書なので各章とも色々な写真が満載。写真は章、あるいは付録ごとに連番が付与されており、サイズも章(付録)によりまちまちであるが、総数は約580点。古い写真、特に古い絵葉書を主にを集めた本は従来にも見られたが、本書が類書と異なるのはテーマが写真、写真家、写真スタジオに及んでおり、絵葉書以外の筆者個人の膨大なコレクションからの写真が多いところであろう。
180x255o,
401pp(厚さ37o),
HC(DJ),
英語 |
16,500
SOLD OUT
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C1292 |
Indochine,
Un film de Régis Wargnier, Photographies de Jean-Marie Leroy, d’après le
scénario de Catherine Cohen, Louis Gardel Erik Orsenna & Régis Wargnier,
Ramsay Cinema, FRANCE 1992 ;
「インドシナ」、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画の写真本。「かってインドシナがあった」と題して文章があり、その後は「映画」と題し映画中の各段階での名シーンの写真を載せて進む。最後は30年代のインドシナと題し、植民地協定、ナショナリズムの台頭、ホーチミンとインドシナ共産党、ゴム農園、白人女性と安南女性について簡単な記述がある。265x210o,
94pp, SC,
フランス語 USED
経年古さもごく僅かで、傷みなどなくきれいな状態。 |
3,685
SOLD OUT
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C1293 |
Langage in Vietnamese Society: Some Articles
by Nguyễn
Đình-Hoà, Asia Books, USA 1980;
「ベトナム社会における言語:グエン・ディン・ホアのいくつかの記事」。60〜80年代にベトナム語を学習した人にはお馴染みのグエン・ディン・ホア教授によるベトナム語に関しての記事を集めたもの。
最初に編集者パトリシア・グエン・ティ・ミーフォンによるベトナム語での前書き、8ppに白黒写真、続いてホアの全9点は、ベトナムの田舎の生活、儒教の庭:美と秩序、平和と調和、ベトナムの言語と文学、ベトナムの名前と敬称、ベトナムのなぞなぞ、現代ベトナム語の語彙及び構文の借用、標準化と浄化:ベトナムにおける言語計画の考察、ベトナム語話者に英語の前置詞を教える、ベトナムの物語Phan-Tranの出典。、最後に写真。越語についてはいろいろな記事なので、越語が出てくるところは多い。
150x230o,
142pp, SC,
英語(一部越語) USED 背表紙部分に表面剥がれあり。ハーフタイトル(表紙裏の対面)ページにグエン・ディン・ホアによる贈呈の辞が記載(1983年)。 |
6,270
SOLD OUT
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C1294 |
The Republic of Vietnam, 1955-1975:
Vietnamese Perspectives on Nation Building, Edited by Tuong Vu
and Sean Fear, Cornell University, USA 2019; 「ベトナム共和国、1955-1975:
国家建設におけるベトナムの展望」。前書きに続く全16章は章ごとに執筆者(全てベトナム人)が異なる。
変化と戦争に対処し、成長の基盤を構築;
中央銀行の誕生1955-1956;
改革か崩壊か:ベトナム化の間の経済的課題;土地改革と農業発展、1968-1975;
永続の平和を目指して:パリ合意をその後;
治安と国家警察、前線兵士の回想;
自由教育の哲学と発展; 教育システムに対する個人的な回想;
ジャーナリストの生活と仕事;
ベトナム人戦争特派員の目に映ったベトナム戦争; 報道の自由のためのツナミ・キャンペーン[注:ツナミSóng
thầnは新聞の名前]; ベトナム共和国の作家たち;
映画産業;
アメリカの歴史記憶におけるベトナム共和国の無視;
ベトナム語での政治、軍事、文化の思い出。それぞれの項目は最初に筆者の紹介があり、最後は脚注。
180x250o,
198pp, SC,
英語 |
3,990
SOLD OUT
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C1295 |
The Vietnamese Village 1970 (Handbook for
Advisors), Rural Develop Division, Community Development
Directorate, Published by Translations & Publications Branch Management
Support Dkrectorate, CORDS, USA 1970?;
「ヴェトナムの村落1970」、米軍関係のアドバイザーに配布されたもの。
全体を次の5章に分けて記述: 第1章村落:昨日と今日(要約、伝統的な村の指導権(要約、ベトナム共和国政府の構造における村の指導権、組織と機能)、第2章村落の施政(村における意思決定)、戦争と村、鎮定/開発戦略)、第3章村落の経済と財政(要約、村の経済、予算と財政、村の自己開発計画、土地改革、農業金融)、第4章村落の安全(要約、村当局と地方の安全、役割と使命、村防衛の軍事演習)、第5章アメリカのアドバイザーと村落(紹介、アドバイザーの役割、汚職に関するメモ、ワーク・スタイル、村のファイル=制度上の記憶)。所々に村人の生活ぶりを示すイラストや、説明を補足するチャート(計12)がある。また巻末には本資料の配布先と部数が一覧に。
205x265o,
91pp, SC,
英語 USED もともとホッチキスで留められていたものだが、現在はパンチ穴が開けられ金具で綴じられている。金具は経年で錆が出ている。 |
12,100
SOLD OUT
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C1296以降の商品は C1296-C1313 をご覧ください。 |
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