ベトナム戦争・インドシナ戦争書籍

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D1536 ANAPI – Notre Histoire 1985-2003 (Association Nationale des Anciens Prisonniers Internés et Déportés d’Indochine), Atlante Éditions, FRANCE 2004;  ANAPI - 我々の歴史 1985-2003」。ANAPIとはインドシナ元捕虜・強制送還者協会。194539日の日本軍によるクーデターと1945-1954年のインドシナ戦争では多くの死者を出した。捕虜は40,000に上り、そのうちキャンプより戻ったのは10,000のみ、彼らの肉体はボロボロでナチの強制収容所に送られた兵士と同様であった。またベトミン政治委員による数か月から数年に及ぶ洗脳により精神的にも衰弱しきっていた。彼らはその後を後遺症に苦しみながら生きて、1985年に集い、その苦しみを広く知ってもらうべく、また彼らと連帯しサポートするため本書の刊行となった...。全国会長、外部及び内部の継続的な分野別活動、地方代表団(ドイツとポーランド、アルザス、アキテーヌ、オーヴェルニュとリムザン、ブルターニュ、コルス、コートダジュール、イールドフランス、...)、文書(フローチャート、内部文書、19891231日会則89-1013、写真、告知板=ベトミンの捕虜関連、日本軍の捕虜関連)。巻末の写真は、会の関連者が90年代末から2000年代初めにベトナムで写したもので、その中にはディエンビエンフーで唯一のフランス人死者の記念モニュメントも。また、ベトミンの強制収容所で70%が死亡として、骨と皮だけになった捕虜写真が約10ppも含め写真・イラストは合計約40点。巻末には日本軍による捕虜に関連した資料で写真・イラスト計8点。 5,180

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D1537 L’Armée de l’Air Francaise en Indochine (1ère partie) (Icare 232, Mars 2015), FRANCE 2015; 「インドシナにおけるフランス空軍(第1部)」、全2部のうちの第1部である。雑誌Icare1冊だが、全体が特集となっており、若干の広告はあるが他の記事は含まない。何故この戦争が?、高い政治的駆け引き、トンキンでの任務、(ユンカース)Ju52のインドシナ土産、ミッションPTT、客観的な協定、ホアビン又は幸福な盆地、(レオン・マルタン将軍との)インタビュー、ホアビンでのIPSA、ヘリコプター:インドシナ戦争での新顔、空から降りてきた女性、ヴィンへタッチ・アンド・ゴー、ディエンビエンフーのミッション、ディエンビエンフー=カストール作戦、ディエンビエンフー….昨日のこと!、最も長い夜、インドシナ滞在、1954324日思い出に残るディエンビエンフーの作戦、195451日の狂気の夜、音楽を愛好する人にわずかなバンジョーの空気、C119ボックスカー・フェアチャイルド・パケット、ディエンビエンフー戦への私の参加、(グラマン)ベアカット、インドシナのB26、不調で終了の通常ミッション、証人などの項目に分類して進めている。航空戦であるので、それぞれの項目の中でそれに関連した航空機や空軍兵士などのビッグサイズ写真が多数掲載されている。どのページにも写真があるが、写真はごく一部のカラーを除いて白黒が多く、総数約120点、数としては少なく感じるが、頁大のものや見開きの両頁を占めるものが多いためであろう。240x320o, 181pp, SC, フランス語 6,480

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D1538 L’Armée de l’Air Francaise en Indochine (2ème partie) (Icare 234, Septembre 2015), FRANCE 2015;  「インドシナにおけるフランス空軍(第2部)」、全2部のうちの第2部。ヴィオ司令官の究極のミッション、二度のインドシナ滞在、ディエンビエンフーのある女性、アンドシノワズリー、嘘つきの尺度、証言、インドシナにおける偵察、インドシナ、何のための作戦、黒いチンザノ、危険の評価、Felixがパニックに陥った日、オレ・トレロ![注: toreroは闘牛士の意味がある]、ディエンビエンフーの航空基地からの分遣隊の行進日記、ムォンタンでの戦闘機パイロット少尉の縫い付けられた記憶、ディエンビエンフーでのB-26使用についての考察、Bourgetを標識したフランス企業の中の二つの花形:ATR-12/SAFRAN CFM LEAP[注: 航空機の高バイパス・サーボエンジン=この最後の項目のみはインドシナとは関係なし]、そして最後に事故の分析。第1部と同様大きなサイズの写真が目立ち、見開きの両頁を余白を残さずいっぱい使った写真も16点。写真は一部にカラーを含み、白黒が中心で(インドシナ関連のみで)合計約120240x320o, 186pp, SC, フランス語 6,480

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D1539 Combat Air #01 – L’aéronavale Américaine au Vietnam, Alexandre Paringaux, Zéphyr Éditions, FRANCE 2011; 「航空戦#01=ベトナムにおけるアメリカ海軍航空部隊」。“Combat”Air(航空), Terre(地上), Mer(海上)の3つのシリーズがあり(予定されており)、この分はAir#012011年に出版された後、#02#4はその後1年おきに出版されている。まず、この航空戦ノ#01で、全5章は、ベトナム戦争(冷戦、インドシナ戦争からベトナム戦争へ、代理戦、軍事面の勝利・政治面の敗北)、展開(核兵器と海軍、空母上の脅威、米国対B-36、朝鮮戦争:空母のリターン、ベトナムでの最初の展開、ローリング・サンダー、デソト作戦)、航空母艦コンステレーション(新展開、超大型航空母艦、CVW-14の構造、1962-2003の展開、CVA-64、建設と任務入り、新しい航空機、危険な任務、、ベトナム作戦の新しいツアー)、マクドネルF4ファントムII(マクドネルのデビュー、ヴードゥーとデヴィル、最初のテスト、米価軍での導入、RF-4CファントムII、米空軍のF-118、ベトナムでの砲火の洗礼、F-4DF-4J、ベトナム後のF-4ファントムII、マクドネルF-4Bのデザイン..)、ファントムIIによるミッション(19725月:ランダール・カニンガムとウィリアム・ドリスコール、ミコヤン=グレーヴィッチMiG17, コード「オタン<フレスコ>」、北ベトナムのパイロット達、、ベトナム人民空軍の誕生、19664月:ジョン・トロッティとジェリー・ライト=北ベトナム上空の海兵隊員...)。写真を多数掲載しているほか、表も多く、航空機について機種ごとにそのスペックも一覧にして紹介。写真はカラー及び白黒が合計約100240x320o, 84pp, HC, フランス語 4,920

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D1540 Combat Air #02 – L’aéronavale Américaine au Vietnam (Le Tonkin Gulf Yacht Club), Alexandre Paringaux, Zéphyr Éditions, FRANCE 2012;  「航空戦#02=ベトナムにおけるアメリカ海軍航空部隊」で、「トンキン・ガルフ・ヨット・クラブ」。「トンキン・ガルフ・・・」は#03にその2があるので、この分はその1(1964年から1965年)ということになる。このトンキン・ガルフ・ヨット・クラブというのはベトナム戦争で太平洋に展開する米第7艦隊のニックネームとして使われたことは承知のとおり。この#02の全5章は次のとおり。即ち、戦争での海軍の役割(第1線の海軍、最初の小競り合い、疑わしい事件)、トンキン・ガルフ・ヨット・クラブ(タスク・フォース77行動開始、立案のルール、フレーミング・ダート[作戦])、初の空対空の戦闘(空対空の最初の勝利、艦対空ミサイル到着、電子戦、ELINTCME[電子諜報と通信モニタリング機器]、遠方の目標、高価な努力、イントルーダー到着、より近代的な航空機だが)、ダグラスA-4スカイホーク(守護神たる航空機の誕生、海軍で、ベトナムで、海兵隊のスカイホーク、武装、技術的研究、A-4Eのコックピット、計器のコンソール・テーブル、A-4の操縦、射出可能シートESCAPAC 1A-1ESCAPACのシークエンス射出座席)、 A-4スカイホーク搭乗でのミッション(頑丈な航空機、火災のイーグル6MiGキラーのスカイホーク)。多数の写真とイラスト(迫力のある頁大のものも)、一覧にされた航空機スペック。写真はカラー及び白黒が合計約150240x320o, 80pp, HC, フランス語 4,920

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D1541 Combat Air #03 – L’aéronavale Américaine au Vietnam (Le Tonkin Gulf Yach Club 2), Alexandre Paringaux, Zéphyr Éditions, FRANCE 2013;  「航空戦#03=ベトナムにおけるアメリカ海軍航空部隊」で、「トンキン・ガルフ・ヨット・クラブの2」。大きく5つに分類、それらは、新しいルールと新しい武器(作戦の変更、疑わしい事件、クルーズのリズム)、火災を避ける(中国は遠くない、航空戦が激化、ローリング・サンダーV)、手の届かない勝利(ハノイを孤立させよ、人間の平和は着実に上昇、テト攻勢、補正すべき新素材、常にMiGがいる、墜落、新しい作戦、空対空の比率上昇、苦いバランス、最後のパニック、ダグラスA-1スカイライダー(任務に、朝鮮の後はベトナム、そして米空軍、スカイライダーの輸出、武装、、技術的研究、計器のコンソール・テーブル、スカイライダーのモデル)、戦うダグラスA-1スカイライダー(トラック爆撃機もっと!、Toko-Riの橋[注:朝鮮戦争をテーマとした米映画題名]、常に利用可、絨毯、MiGキラー達)。写真はカラー及び白黒が合計約150240x320o, 80pp, HC, フランス語 4,920

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D1542 Combat Air #04 – L’aéronavale Américaine au Vietnam (F-8 Crusader, Le Maitre des MiG), Alexandre Paringaux, Zéphyr Éditions, FRANCE 2014;  航空戦#04=ベトナムにおけるアメリカ海軍航空部隊」で、「MiGの規範F-8 クルセイダー」。大きく4つに分類、それらは、戦士の誕生(最終更新分のプロとタイプOne-XTwo-X、プロジェクト・ワン・グランド、空母から空母へ、弾丸プロジェクト、フランス海軍へ(FN)、フィリピンのクルセイダー、民間のクルセイダー、NASAのクルセイダー)、作戦で(最初の配達、1958年レバノン、キューバ、最初の使命[1964]、トンキン湾事件の時のクルセイダー[19648月]、<ローリングサンダー>196532日〜1968112日、最初のミッション「アイアン・ハンド」、最初の遭遇、最初の血、恐ろしい日、1967721日大安の日、19671214日のミッション、1968年夏、最後の勝利、「MiGマスター」や「最後のガンファイター」のスローガンを超えて、米海軍の最初の空母、ダナン以降、ベトナムにおけるF-8クルセイダーのバランスシート、ベトナムにおけるクルセイダーの空母)、技術と解釈(クルセイダーの生産、シリーズF8U-1、プロトF8U-1P、新型F8U-1E、クルセイダーII F8U-2-2NF8U-2NEF8U-2NE(FN)、改造分=TF-8A, RF-8G, F-8H….、生産されなかった形式=F-8F Twosader, A3U-1 Future Corsair,..、試験機=クルセイダーIII FSU-3、呼称の歴史、クルセイダーの特徴、クルセイダーのコリメーター、エジェクション・シートMK-7など)、F-8と共に戦闘で・証言(”Rital”のリベンジ、影響を受けたが復讐心に燃える、ミッション・エアゾルとエスコート、苦い勝利)。写真はカラー及び白黒が合計約180240x320o, 80pp, HC, フランス語 4,920

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D1543 Le Commando d’Extrême-Orient, Général Guy Simon, FRANCE 1992;  「極東の(フランス)コマンド部隊」。表紙にも「コマンド・ダムサン」のインシグニア写真が載っているが、プロローグでは、「ダムサンの詩」(16世紀のラデ族の叙事詩)が紹介されている。序文(199210月)、イントロ(603月)、任務1954-19561954年のベトナムにおける仏政策の不確実さ、現地人労働力のデフレ計画、中部ベトナムの高原少数民族の問題、高原少数民族の志願兵、コマンド・ダムサンの船出、後に出発、結論)、養成1956-1957(マルニアでの結集、団結の問題、知識吸収の問題、仕事の問題、最初の危機)、指導1958-1960(空挺コマンド、2回目の危機、行動原則、軍命令の授与、社会的地位の向上、財政援助、帰化と帰国、結論)、軍功1958-1960(戦闘のための組織、ゲルマ区域機動部門の中隊、アルジェリア西部地区の狩猟コマンド)、将来(極東コマンドの解散、軍事的な将来、市民の経験、家族の生活、結論)、見解、エピローグ。巻末には略語の一覧。写真は全23点。極東コマンドの誕生から解散までを記載した本で、筆者の個人出版に近いもののようだ。表紙の裏の対面ページ(印刷のないページ)に大佐宛の贈呈メッセージ、筆者サインあり。210x300o, 62pp, SC, フランス語 USEDで、若干の古さがあるのみ、特記すべき不具合なし。 10,910
D1544 Compass and a Camera (A Year in Vietnam), Steven Burchik, Sharlin-K Press, USA 2014; 「コンパスとカメラ(ベトナムでの1年)」。ニューヨーク育ち、現在はサンフランシスコベイ・エリアに住む彼にとって写真は生涯の趣味としている。ベトナム戦争では、彼 は第18歩兵連隊第2大隊D中隊に所属していた。1968年の同部隊はサイゴン北方トゥドゥックを主な作戦地域としており、その68年〜69年のロケーションがタイムラインで示されている。本書では、ベトナム到着、水プラント=最初の任務、戦友たち=仲間とそうでない奴、ライフととサンパンを求めて泳ぐ、アンブッシュされる護衛、NDP=奥地での生活、新しい任務=前線監視者、ベトコンの地下壕複合体、ブロンズ・スターと記念メダル、フォート・アパッチ、ベトナムでのクリスマス、R&R=「ダウン・アンダー」での素晴らしい一週間、フォート・ポーニー、RPB(河川監視船)=カットライ、電力プラント、水牛の闘い、ブンタウ、最後の日々のように全体を18章に分類して話を進めている。写真は白黒ばかりだが約50点。150x230o, 273pp, SC, 英語 3,390
D1545 Dee Dee Vietnam, Dee Jay, 3rd Tactical Fighter Wing, Bien Hoa Enlisted Mens’ Mess, 1968;  ビエンホア基地で印刷、ディストリビュートされたとなると発行はベトナムとすべきか?ベトナムにいたGIが国にもどって、普通の市民生活に復帰するにあたって直面するさまざまな問題を漫画にしたものである。右ページに漫画、対面の左ページにキャプション。130x200o, 30pp, SC, 英語。 USED 裏表紙は上端、左端(最後のページも同様)で一部ちぎれがあり。表紙は上と左が経年で茶色っぽく変色。表紙は経年古さを感じさせるものの、内部は最後のページで上記の一部欠けがある以外は汚れなどはなくきれいな状態。 4,600
D1546 Guns Afloat: U.S. Army Riverine Artillery in Vietnam, John M. Carrico, Brown Water Enterprises, USA 2014;  「艦上の砲(ベトナムにおける米陸軍河川砲兵部隊)」。筆者はこれまでにVietnam IroncladsWaterborne Warriorsといったベトナム戦争の河川軍をテーマとした本を著しているが、本書もそれに加わる一冊でMRF(起動河川部隊)に割り当てられた砲の運搬に係る砲兵部隊、輸送部隊について取り上げた。特に、メコン・デルタに特徴的な湿原沼地という条件を克服すべく対応した大砲用はしけ、航空機動の発射プラットフォームについて細かく紹介。帰還兵や米陸軍軍事史センターのアーカイブからこれまで未公開だった写真も含め、ベトナム戦争での河川軍の歴史の概要から、簡単に個別部隊を、そして大砲用はしけや航空展開型の発射プラットフォームについて突っ込んで詳しく紹介。本書では、写真クレジット、用語説明のあと、ベトナムにおける河川砲兵部隊、部隊史、大砲用の平底船とはしけ、航空機動発射プラットフォームの3章に分け貴重な写真(カラー及び白黒合計60以上)や図(約10点)により説明。最後に編集後記、参考文献。215x275o, 56pp, SC, 英語 3,890
D1547 Hanoi Jane (War, Sex & Fantasies of Betrayal), Jerry Lembcke, University of Massachusetts Press, USA 2010; 「ハノイ・ジェーン(裏切り者の戦争、セックスそして幻想)」。ジェーン・フォンダはクリス・ノエルとしばし対比される。ベトナム帰還兵には厳しい視線を向けられ、その顔を印刷したトイレット・ペーパーが販売されたりもした。だが、本書はマサチューセッツ大学出版から発行された本である。全体を9つの章に分け、それらは:ハノイ・ジェーンからオサマ・ビン・フォンダへ(ハノイ・ジェーン紹介、アメリカが再軍備・ハノイ・ジェーンが再蘇生、ハノイ・ジェーンとペルシャ湾岸戦争、女性型の家庭ジャーナル・ジェーン、“カブール・ジェーン、彼は彼女はハノイ・ジェーンのよう、千年期をまたぐ政治的修辞、「こちらはジェーン・フォンダハノイから皆さんにお送りしています」(有名人の重要度、そこにいたしかしそれをした?、敵と友人に、ハノイ放送:誰が聞く?誰が気にする?、戦争捕虜達:捕らわれた聴取者、サイゴン・ローラ”=何故いけない?)、戦争捕虜達:ハノイ・ジェーンの神話(4項目)、プロローグとしてバーバレラ(5項目)、リシストラタ[小惑星]から:女の裏切り物語の古典一族(町でのセックス、サムソンとデライラ、マリンチェ、南北戦争時のレベル・ローズなど、マタハリ、マタハリからハノイ・ジェーンへ:それよりまず東京ローズソウル・シティ・スー?、檳榔とカミソリの刃(全8項目)トレーニング・ジェーン(ベトナムにおける階級と戦争など全5項目)、言葉のあや(米国のベトコン戦線、ジョン・ケリー:彼はハノイ・ジェーンのよう、など全8項目)、ジェーン・フォン:ハノイ・ジェーンのエヴィル・トゥイン(6項目)。その後は脚注、文献。135x235, 207pp, SC, 英語 3,260
D1548 MAC V SOG: Team History of a Clandestine Army IX, Jason M. Hardy, Hardy Publications, USA 2015:  本書は201510月に発行された。シリーズの9冊目となる本書では、前書き(プロローグ)、MAC V SOGコンパウンドの歴史的進化、チーム構成について触れた後、このVol.9では次の4つのリーコン・チームを取り上げて紹介している。即ち、第1章リーコン・チーム・アーカンソー(RTアーカンソーFOB#2CCCTF2AF隊員紹介、無線中継サイト「スレッジハンマー」、Randy Rheaの損害、1969年末の少数民族隊員、RTアーカンソーCompany Alert Sop、第1世代のパッチ、第2世代パッチ、第3世代パッチ、ピーター・ウィルソンの損失、隊員の両親・ガールフレンドなどへの手紙をコピーで紹介、第4世代のパッチ、CISO(Counter Insurgency Support Office)ブーツ、コルトのスコープ、CISOの北ベトナム軍ユニフォーム、RTアーカンソーの終わり)、第2章リーコン・チーム・モカシン[注:モカシンMoccasinは甲部にU字型の切り替えがある柔らかい革靴の意味](前線作戦基地FOB#4での誕生、RTモカシンFOB#4CCN隊員紹介、FOB#4への敵工兵の攻撃、RTモカシンの第1世代パッチ、第2世代パッチ、ベトナムでのKKK(クメール・カンプチア・クロム=クメール系民族)、Alan B. Cecilの損失、RTモカシンのPOW、第3世代パッチ、タスク・フォース1・アドバイザリー・エリメント医療班、TF1AE医療班パッチ、第4世代パッチ、第5世代パッチ、特殊部隊ショルダー・スリーブ・インシグニア、RTモカシンの終わり)、第3章リーコン・チーム・オハイオ(CCN)(RTオハイオCCN隊員紹介、RTニュージャージー・ブライト・ライト、RTオハイオの終わり)、第4章リーコン・チーム・ラトラー[注:RattlerRattlesnake、すなわちガラガラヘビのこと](RTラトラーFOB#4隊員紹介、スパイク・チーム・ラトラー・エアボーン・インサート、FOB#4への敵工兵の攻撃、RTラトラー第1世代のパッチ、5000シリーズSOGナイフ、SLAMSearch, Locate, Annihilate, Monitor)作戦、Frederick Magsamen Dennis Neal, Michael Burnsの損失、第5特殊部隊グループの離婚ドー・スクール、、第2世代パッチ、CCNリーコンの指輪、1971年末の少数民族隊員、MAC V SOGの黒色ボールキャップ、RTラトラーの終わり)。付録ではA.インシグニア、B.用語、C.目次。220x285o, 390pp, HC(DJ), 英語 32,400

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D1549 Marines in Vietnam (G.I. The Illustrated History of the American Soldier, His Uniform and His Equipment), Christopher J. Anderson, Greenhill Books UK, Stackpole Books USA 2002;  「ベトナムにおける海兵隊」でG.I.シリーズの一冊。オスプレイに似ているようだが、このG.I.シリーズはカラーイラストがない代わりに最初から最後まで写真で埋まっている。サブタイトルのとおり、ベトナムでのアメリカ海兵隊兵士の歴史を写真で紹介するもので、とくにユニフォームと装備という部分に重点を置いて関連の写真を掲載。章分けはなく、最初に概要について文章説明が4ppにわたってあるが、それ以降は写真ばかりでキャプション以外に余分な文章はない。ただ、写真に対するキャプションは丁寧で写っている兵士の装備や武器について名称を記してコメントしているので、マニアの人にとっては大いに参考になる。写真はカラー/白黒が合計約120190x260o, 72pp, SC, 英語 3,930

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D1550 Le Pasteur 1938-1980, Jean-Yves Brouard, JYB, FRANCE 2005;  「ル・パストゥール」は南大西洋航路の豪華客船として建造されたものだが、第2次大戦がはじまると兵員輸送船として使われ大戦終了後の194510月にはマルセイユからサイゴン(カップ・サン・ジャック)へ向け第9植民地歩兵師団の兵員を輸送したのを皮切りに、以降1956年までに多数の将兵をインドシナの地に送った。フランスはマルセイユ、インドシナの寄港地はサイゴン、トゥレーヌ、ハイフォンであった。その功績により1952年には海外地域戦争十字章を受章している。本書では7つの「人生」を送ったル・パストゥールとして、ある時は..客船だった、金の艦隊、「海の怪物」、インドシナへの軍隊輸送船、「銃士隊」作戦、ランデへの戻り、ブレーメン(元パストゥール)、国際標準時447分[注:198069日の同船沈没の時刻]の8章に分けて進めている。インドシナと銃士隊作戦の間に約50頁の写真/イラストのページがあり、パストゥールのいろいろな面について紹介。インドシナ後は船名を1957年にブレーメンBremenと変更し、72年以降も3度に渡り名前が変わったが、建造以降厳しい時代を通ってきた「パストゥール」が後世に残っている。230x290o, 264pp, HC(DJ), フランス語 9,170
D1551 Les SEAL: Commandos de l’US Navy, Eric Micheletti, Histoire & Collections, FRANCE 1995; 「米海軍のコマンド:シール」で、筆者はその後1998年に同じ出版社から出版された”Seals in Vietnam”の著者でもある。本書はSEALについて、その誕生から本書出版当時までの歴史を時系列で多数の写真で紹介、さらに部隊の組織、指揮、任務を果たすに必要な訓練、装備、武器なども写真を載せて紹介。NCDU(海軍戦闘破壊部隊)の誕生、トレーニング・ベース、ノルマンディー上陸、太平洋戦争、戦後、朝鮮でのUDT(水中破壊工作部隊)、UDTの新しい使命、SEALの誕生、SEALがベトナムに上陸、UDTの結末、SEALグレナダ上陸、パナマ:SEAL対ノリエガ、湾岸戦争のSEAL、サダム・フセインに対するSEAL、選抜と訓練、「海軍特殊戦争」の士官たれ、海軍特殊作戦の指揮、海軍特殊戦争の訓練センター、SEALチームの組織、海軍特殊部隊司令部(チーム構成とインシグニア)、任務、SEALチーム6あるいは「ディヴェロップメント・グループ」の反テロリズム、武装、特殊舟艇の中隊(各舟艇のスペックなど)、(潜水での)呼吸装置、水中推進部隊、砂漠斥候用車輌、UDT/SEAL伝説(SEALを取り上げた漫画、映画など)、用語、文献一覧。240x320o, 144pp, HC, フランス語 USED 出版後20年以上が経過しているが、特記すべき不具合なし。 11,290
D1552 Les Soldats Perdus (Prisonniers en Indochine 1945-1954; Mémoires), ANAPI, Indo Éditions, FRANCE 2005;  「失われた兵士達(インドシナ1945-1954年の捕虜達;回想録)」。本書は日本軍とベトミンの捕虜となった27人の証言を集めたものである。彼らは非人道的にも捕らえた者3人のうち2人を殺し、3人目は自分自身の中に深い破壊をもたらした。真実を、事実を示すことが出来るのは彼らのみだ。彼らは真実を書く権利があるし、彼らはそれを義務ととらえている...cai batcai phe、第1キャンプ、ディエンビエンフー以降の監禁、キャンプ70、キャンプ113、キャンプLA、子供の捕虜、傷ついた名誉、第1キャンプでの44か月、トンキンのカットビ、洗脳、ヴィンの民間人捕虜、キャンプ73、ベトミンの捕虜として66か月、ホーチミンの家での2年、日本軍の捕虜、人間性喪失、捕虜の外人部隊兵、1945年のベトナムの軍医などのタイトルを付けて27項目、27人が記載。付録では1945年から1954714日までの行方不明者とその後1020日までに解放された人数を仏人、外人部隊、北アフリカ人、アフリカ人、土着人ごとに数字で示したほか、イラスト、地図などが数点。さらに執筆した27人のうち25人の(多くは)当時の写真を載せ氏名、所属部隊と階級、捕虜となった日とキャンプ名および解放日が記載。155x240o, 486pp, SC, フランス語 6,260

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D1553 Tin Can Navy in Vietnam, William J. Riley, USA 2015;  Tin canとはフリゲート艦、駆逐艦、巡洋艦のことだが、駆逐艦を指すことが多い。筆者は駆逐艦USS Hanson DD-832、後にUSS Preble DLG-15に乗船し、レーダー技術者として、電子戦争スペシャリストとして計3度のベトナム任務をこなした。本書では、ベトナムにおけるTin Can Navy、前書き、駆逐艦、ベトナムでの駆逐艦、駆逐艦生活(航海用語、船内生活、海での嵐、ウォッチ・システム、通信)、WestPakへの準備(ソナー試運転、弾薬の荷積み)、戦時(ヘリコプターの時代、キャリア、ヘリ=キャリア=駆逐艦)、陸地支援(沿岸爆撃)、補給(給油艦、USS Mars AFS-1)、娯楽(区域内R&R、コンソン島すなわちプロコンドール、スービック湾、買い物と観光、東京)というようにほぼ毎ページに見出しがある。いずれのページにも白黒だが写真を数点掲載し、長短のキャプションがついている。215x280o, 49pp, SC, 英語 3,030
D1554 Vietnam and Me, Chris Noel, USA 2012;  オリジナルのタイトルは”Matter of Survival: The War Jane Never Saw”1987年に出版されたものを改題しての第2版である。初めに、私はベトナム・ベテラン?、傭兵、新しいGIのジル、私の俳優歴、強迫観念のもと、僻地でのショービジネス、ハイ・ラブ!、恋に落ちる、子供の頃の思い出、我がテキサス人、最初から最後まで、用心もなく、枯葉剤、私はフェミニスト?、裏切り者!、女性とべービー・キラー、内部からの敵、帰還、決して失わない信念の全20章に分け、多くの写真を掲載して彼女自身がベトナム時代を綴る。16章の裏切り者!では第2次大戦中のアクシス・サリーや東京ローズの前例に次いでハノイ・ハンナ、ハノイ・ジェーンを取り上げ、元GI達の言葉を多く引用してクリス・ノエルのフォンダに対する感情を綴っている。写真は白黒ばかり50以上、その数からすると多くは感じないが、頁大のものも20以上。なお、巻末には1993年にホームレス帰還兵の為のシェルター・ハウスを設立という写真もあるのでその部分は87年版への補充となる。175x255o, 201pp, SC, 英語 3,260
D1555 猛虎 1967, 普國文化社, KOREA 19??; 「猛虎 1967」で、ベトナム戦争における韓国首都師団(通称「猛虎師団」)の1967年の記録、記念アルバム!

最初に部隊略史、朴正煕大統領写真から国防部や中越韓国軍司令官など部隊の参謀から将校の写真、各部署と部隊(中隊あたりまで)隊員が揃っての写真、ベトナム上陸以降、朴大統領閣下の猛虎訪問、ベトナム国家元首[注:当時はグエン・ヴァン・ティエウ大統領]が
TAC CP[注:戦術指令所]視察、テコンドー外交、士気、福祉、情報、教育、訓練、ベトコンの罠、避難民の移動と保護、ホンキルドン作戦[注:ベトナム戦争での韓国軍の最大で最高の成果をあげたとされる作戦]のスナップ、軍需支援100%可能、兵站、対民支援、姉妹関係結縁、対民診療、猛虎砲兵206部隊、第1連隊、機甲連隊、第26連隊、恵山鎮部隊、軍需支援団と第6後送病院、支援活動、代表的な熱帯植物、農村、祠堂、(地方の)名物たち、市場、アオザイ、ベトナム政府軍、クィニョン市、人間天然記念物(モンタグナード族)、サイゴンの風景、サイゴンの休日、動物園、サイゴン夜景、といった見出しとともに、猛虎師団のこの一年、各部隊の隊員とその諸活動、ベトナム駐留地を写真で紹介。最後に百戦百勝の猛虎インシグニアと寄せ書きがあり、編集後記。

他の韓国軍のベトナム戦争記録書が部隊隊員を集めての写真が多いのに比べると、本書は様々な活動からベトナムという国に至るまで広範囲について紹介している。カバーで吠える虎、そして金色「猛虎」の文字が目立つ。

355x260o, ページ数記載なし(数えると120pp強), HC(紐綴じ), 韓国語。 USED 一般的な経年古さはあるがごく軽微で、全体に良好な保存状態。
43,110

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D1556 B-57 Canberra at War 1964-1972, Robert C. Mikesh, Ian Allan Ltd., UK 1980;  B-57キャンベラの戦争1964-1972」。タイトルにVietnamの文字はないが、その時期から(一部にベトナム以外も含まれるものの)ほとんどがベトナム関連であることは明らか。

前書き、序説、キャンベラの誕生、関心を持ち始めたアメリカ、評価、キャンベラ−
B-57比較、生産と挫折、夜間侵入の発展、B-57実戦へ、クラーク航空基地とビエンホアへの配置、最初の仕掛け、夜間侵入ミッション、ビエンホアの惨害、タンソンニュット、ダナンとドゥーム・プッシー、大まかなもの、南ベトナム空軍B-57を飛ばす、ファンラン、前線航空管制官らの見解、ロイヤル・オーストラリア空軍のキャンベラ、パトリカ・リン[編注: 本書はPatrica Lynnだが、別にPatricia Lynnと表記しているものも]、B-57G夜間侵入、パキスタン空軍のB-57、長翼のRB-57、ジェネラル・ダイナミックス"F”B-57E”キャディラック、友好的な敵; DSES、エア・ナショナル・ガードの各種B-57B-57の飛行、航空機、戦闘輸送、に分けて写真を多数掲載して解説。

巻末には付録として、性能比較、テール・コード、南ベトナム・東南アジアでの損失、
B-57部隊の任務地(部隊名と時期の一覧)がある。写真はすべて白黒だがその数は約210、それに航空機の図が15点以上。225x300o, 160pp, HC(DJ), 英語 USEDだが特記すべき不具合なし
4,970

SOLD OUT

D1557 The French Indochina War 1946-54, Martin Windrow, Illustrated by Mike Chappell, Osprey Publishing, USA 2009;  Men-at-Armsシリーズの322。初版は1998年。本書は1946年以降なので、まず1945-46年のインドシナ戦争と題して説明をしたあと、戦場、戦略バランス、フランス連合軍、主なフランス戦闘部隊、ベトミン、戦術効果、主な作戦の年表、イラスト(の解説)に分けて写真を掲載しながら進めている。

中央に
8ppのカラー・イラストの頁がある(その説明が巻末に)。白黒の写真、イラストは合計約40、他に所属部隊や階級、年代を明示して兵士のユニフォームなどを詳しくカラー・イラストで示し、その説明を巻末に。185x250o, 48pp, SC, 英語。 新品だが、表紙下部にシワ、折り目がある。内部には全く影響なし。
2,500

SOLD OUT

D1558 The Kysu’ (Engineer Troops Vietnam) Vol.1, No.2 Summer 1969, USA (or VIETNAM?) 1969;  ベトナムの米軍工兵部隊(施設部隊)の季刊雑誌で、これは第2号。最初にKysu’Key-Sooと発音し、ベトナム語のEngineerであると説明されている。タム・クァン採石場、もっとも長いウィークエンド、グレート・レース、Deros[海外から戻ることが出来るであろう日]、新しい発展(地雷探索)、メコンのごみ[泥土のこと]、290M[トラクターの品番]、(戦闘)地図、といった見出しがあり、多数の写真を載せて記載。195x255o, 28pp, SC, 英語 USED 特記すべき不具合なし
3,350
D1559 Shovels and C-Rations: A Seabee's Recoolections From Vietnam 1968-1969, Charles D.Thompson, BU2 USN, USA 2015; 「シャベルとCレーション:ベトナム1968-1969のシービーの思い出」。SeabeeとはCB、即ちConstruction Battalionで、米海軍の設営部隊員である。戦争とは実に恐ろしいものである。1年と1週間をベトナムで過ごし、その戦争についてはっきりと記憶している事柄があるが、それらは一つの例外を除いて恐ろしいというよりユーモラスなものだ....

Cレーション、モンキー・マウンテン、レッド・ビーチでの綱引き、ダナンの海軍支援活動ダムからの話、Konkey Stew、ダムに関する更なる驚き、フランス・ダムでの冒険、トリアージ、ベトナム人の自助クルー、我が韓国軍同盟部隊、韓国のパズル・ロック、など16に分けて写真やイラストとともに綴っている。イラストには缶切り、韓国人大工が持っていたかんなの刃、同スコアリング・ナイフ、同平かんな、同のこぎり、同木工用かんな、タイ・ワイヤーといったものがページに1点紹介されている。Seabeeならではのものといえ、ユニークなところ。カラー写真20、イラスト18150x230o, 79pp, SC, 英語
2,970

SOLD OUT

D1560 Uptight (United States Army, Vietnam) Winter 1969, USA 1969; ベトナム駐留米陸軍の季刊誌。これは1969年冬号で通算ではVol.1 Nr.3となる。戦闘行動、サービスとサポート、人間的興味、特集記事の大きく4つに大別し、その中で適格者と適格な場所で適格な仕事、デルタ9川を下る、病院は決して満杯にならず、サイゴンの防衛において、戦闘レポート、驚きの戦術・捕らえられた敵、Cayuseヘリ(フロンティア・スカウト)、レッド・カーペット郵便業務、虎を忘れテロリストを確保せよ!、コンバット・アート、ベトナムのラット・パトリール、(戦闘の前に)国内訓練、といった見出しがあり、豊富な写真(一部はカラー)と共に記載。210x270o, 48pp, SC, 英語 USED 特記すべき不具合なし
4,320
D1561 Vietnam The War Zone Dictionary In Their Own Words, Sharon O. Lightholder, Albedo Press, USA 2016;  「彼ら自身の言葉でのベトナム戦場辞典」。ベトナム戦争の用語や兵士に使われていたスラングについての辞書はこれまでも何冊か出版されているが、本書は「ベトナム戦場辞典」とあるとおり、実際に戦場で使われていた、あるいは戦場に係る用語を集めた辞書である。

辞書なのでアルファベット順で、章分けも
A(アルファ)からZ(ズールー)まで26章。人物名はなく、従ってホーチミンでもサンダルやトレイルはあっても主席(人物)は載っていない。

国防省
DODのマニュアルに出てくる用語、武器や装備などの語、略語、無線コードは豊富で、それに加え、ASAP[注:最近は誰でも知るところに], mama-san, 現在でもベトナム人が口にする「同じ」のsame-sameGIの用語だったか!]、numba one (number oneと発音されるのは稀とのこと)Saigon tea, dinky dau, Victor CharlieなどのGI用語、スラングなども含め見出しは9800以上!部隊の発行した本など略語に加え、普通に訳すと意味が分からない語が少なくないが、そのような時に本書は手助けとなるだろう。180x250o, 615pp, SC, 英語
6,950
D1562 A Vietnam War Chronology, Randall M. Romine, Book Surge LLC, USA 2016;  「ベトナム戦争年表」。筆者は米海軍に従軍、その後長年にわたりベトナム戦争の研究に携わってきて、自らの研究の中でプライマリー・ソースとしてMACVの情報は非常に有益であり欠かすことができないものだという。

本書の情報は
MACVのユニット・レコードより編集された。筆者はまた、ベトナム戦争に関連する書は多いが、本書のような内容のものは見られない、としている。年表とあるとおり、年代順に最初は195457日から、1966年以降19712年あたりが大半を占め、最後は1973331日までの出来事を記載。通常のベトナム戦争年表だと1975年、あるいはそれ以降まであるものが多いが、本書はMACVの記録によるため19733月末までとなっている。巻末は用語(略語)一覧。135x205o, 694pp, SC, 英語 
5,400
D1563 We Gotta Get Out of This Place (The Soundtrack of the Vietnam War), Doug Bradley & Craig Werner, University of Massachusetts Press, USA 2015;  1965年にヒットしたアニマルスの曲名がタイトルとなっている。ベトナムに派遣された米軍兵士の平均年齢は19才であり、ポピュラー・ソングが彼らに与えた影響は少なくない....。彼らは戦うために派遣された地で音楽を聴き複雑な戦争というものと向き合った。

緒言:ベトナム退役軍人の国歌、
1.”Goodbye My Sweetheart, Hello Vietnam”[注: Johnny Wright: 音の風景は具体化する、2.”Bad Moon Rising”[注: Creedence Clearwater Revival: ジョンソンの戦争のサウンドトラック、23”I-Feel-Like-I’m-Fixin’-To-Die”[注: Country Joe & the Fish: プロテスト・マリファナ・ブラックパワー・ニクソンの戦争の(サイケデリック)サウンド、4.”Chain of Fools”[注: Aretha Franklin: ラジオ・ギター・8トラック、5.”What’s Going On”[注: Marvin Gaye: 音楽と故郷への遠い道のりの全5章に分けて記載。

巻末には注釈、インタビュー注釈、ソロとデュエットのソース、目次。多くのベトナム帰還編がベトナムで任務についたときに聴いた音楽について、その想い出を語る。
60年代半ば以降に兵士達の心をとらえた色々な歌手、グループ、曲名が出てくる。155x230o, 256pp, SC, 英語
3,830
D1564 Mekong Diaries (Viet Cong Drawings & Stories 1964-1975), Sherry Buchanan, The University of Chicago Press, USA 2008;  「メコン日記(ベトコンの素描と話 1964-1975))、編集協力者としてNguyen Toan THi, Tran Thi Huynh Nga, Nam Nguyen、掲載した作品(素描、詩)の作者(芸術家と詩人)として最初に18人の名前を挙げ、続く作品のページはまず、砲火を浴びての素描(1995年ホーチミン市で筆者)、ゲリラ芸術家の思い出(グエン・トァン・ティ)、イン・ヤンYin Yang(ナム・グエン)と題しての一文があり、作品(素描、水彩画、ペン画、木彫など)紹介のページに入っていく。その部分は「メコンデルタからの素描、詩、話」として1964-19681969-1975の二部に分けて紹介している。一人の作者に対しその作品を数点掲載、そして作者の経歴(生年、没年、出生地、最終学歴、活動歴、その場所)を記載。作品については作者、あればタイトル・タイトルのない場合は内容、場所、(分かっているものについて)作成年。作品とともに関係のある小物(サンダル、ベルト、絵筆入れ、手紙、絵の具セット、パレットなど)の実物写真も掲載している。作品は1点のみから20点以上という作者までさまざま。巻末の編注は本書で紹介した作品のそれぞれについて、背景となる当時事情を記載、さらに作品や記念品の所蔵場所(ホーチミン市美術博物館など博物館が多いが故人のコレクションも)、最後にソースと参考文献。225x245o, (ページ数を打っているのは257ppまで)、最後まで数えると280pp, HC, 英語 5,420

SOLD OUT

D1565 U.S. Forces in Vietnam 1968-1975, Guillaume Rousseaux, Histoire & Collections, FRANCE 2016;  先にU.S. Forces in Vietnam 1962-1967が同じ筆者、出版社より2012年に出版されており、この分はその後の年代をカバーしたものである。

最初に
1961-75年の間にベトナムに駐留した主要部隊のインシグニア、68年テト攻勢の地図がそれぞれ1ページに。その後は、まず転機として68年テト攻勢での海兵隊第26連隊第5師団、第25歩兵師団第27連隊大尉、第1海兵隊第1連隊ライフルマン、空軍治安警察中隊上級航空兵、第9歩兵師団メデイック、ネービー・シールのチーム1、河川巡視隊タスクフォース116の水兵、第11装甲騎兵連隊、第44医療旅団大尉、MACV-SOGチームリーダー、第1騎兵師団迫撃砲手、LRRP軍用犬取扱者など。次いで69年段階的縮小の開始のタイトルで第198軽歩兵旅団大尉第1航空騎兵師団無線通信士、空軍緊急基地機能強化部隊の技術軍曹、第101空挺師団第187歩兵第3大隊偵察兵、シール・チーム1三等下士官、第23歩兵師団第196旅団のグラント、など、さらに70年カンボジア進攻では第1騎兵師団ドア・ガンナー、第25歩兵師団のスペシャリスト、南ベトナム第3空挺旅団アドバイザー、第1海兵師団第1偵察大隊上等兵、ネービー・シールのチーム2破壊担当下士官など。そして最後は1971-75幻影の終焉として第101空挺師団(航空機動)のグラント、第1野戦軍火力支援士官、第5歩兵師団トンネル・ラット、第1航空騎兵師団の陸軍パイロット、など。さまざまな部隊の、いろいろな階級の兵士、将校のユニフォームが年代と場所とともに、ユニフォーム着用、装備携行の写真がインシグニアと共にカラーで示されている。最初から最後のページまでそのような写真で詰まっている。200x240o, 82pp, SC, 英語
3,410

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D1566 War In Vietnam (越南戦場1961-1975), CHINA 199X or 200x; 「ベトナムでの戦争」で、前半と後半の2部に分かれているが、そのタイトルは共に「1961-1976 The Records of Vietnam Battlefield 越南戦場写真」で、それが記されているハーフタイトルのページから頁がカウントされ前半は96ppまで、その次にまた上記タイトルのページがあって、そこから後半がスタート最後はやはり96pp(従ってトータルではその倍のページ)。それぞれの序言は全く同じ文章。その以降の写真はすべて異なるというだけでなく、前半はすべてが白黒、後半はすべてがカラーである。ページ大、あるいは見開きの両ページにまたがる写真も多い。最終ページには越南抗美戦争大事記として年表がある。初めから終わりまでページ数の横には”Vietnam Battlefield”とある。写真クレジットなどもなく、書誌事項の記載もなく、欧米で発行の本から抜き取ったかとも思ったが同様の本は記憶にない。さすがは中国製で、そのあたりもまとまりがないがべトナム戦争写真集としては写真の大きさや数でかなりのものとなる。205x275o, 96+96(=192)pp, SC, 中国語  13,730

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D1567 越南密戦1950-1954 (中国援越戦争纪实;从役到决), , 四川人民出版社&華夏出版社 「ベトナム秘密戦(ベトナムの戦争に対する中国援助の毅陸:ディエンビエンフーの戦いに国境から)」。中国が(抗仏)ベトナム戦争に秘密裡に軍事アドバイザー(軍事顧問)を派遣した全容を初めて公開! 170x240o, 577pp, SC, 中国語

 
11,850

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D1568 巧妙的遊撃戦, 作家出版社, CHINA 1965; 「巧妙な遊撃戦」で元となったのは1964年にハノイの人民軍出版社より出版された”Mo Du Kích Miên Nam”であるようだ。八月革命的献大など20項目(画像参照)。115x165o, 82pp, SC, 中国語 USED 表紙には経年による若干の汚れあり。ハーフタイトルの左下隅に縦書きで名前?記載を黒インキで消しているが、他には特記すべき不具合なし 

3,350
D1569 南方来信 第一集, 作家出版社, CHINA 1964; 「南方からの手紙 第1集」で、もとは越南外文出版社1964年の「南方来信」(中文版)。中央付近に6ppの写真。南ベトナムの戦地からの手紙22点を紹介。手紙の最後に差出人(本名でないもの多)、年月日記載。小さなイラスト多数。130x185o, 107ppp, SC, 中国語 USED 経年による若干の古さを感じる程度で、ひどい傷みや不具合はなし。 2,900
D1570 南方来信 第二集, 作家出版社, CHINA 1964;  「南方からの手紙 2集」でもとは越南外文出版社1964年の「南方来信」(中文版)。中央付近に8ppの写真。南ベトナムの戦地からの手紙27点を紹介。手紙の最後に名前(イニシャルが多い)、年月日(月日まで記載のもの、1963xx日のように記載)。第2集はイラストはなし。130x180o, 158ppp, SC, 中国語 USED 表紙裏の対面ページ(全面白)の下端に全所有者名記載(漢字、1964年)。その他、経年による若干の古さを感じる程度で、ひどい傷みや不具合はなし。 2,900
D1571 The Green Beret (U.S. Special Forces from Vietnam to Delta Force), Series editor: Ashley Brown, Consultant Editors: Brigadier-General James L. Collins Jr (Retd), Dr John Pimlott, Brigadier-General Edwin H Simmons USMC (Retd), Villard Books, USA 1986; 「(ベトナムからデルタ・フォースまえの米特殊部隊)グリーン・ベレー」でVillard Military シリーズのElite Forcesとしての1冊。

前書きで米特殊部隊の進化について述べたあと、グリーン・ベレーの獲得(訓練とリクルート)、小山の中での戦争(ベトナムでの特殊部隊)、兄弟の戦闘(ベトコンに戦争を仕掛ける)、ソンタイ(ベトナムでのヘリ攻撃)、裏庭の保護(ラテン・アメリカでの特殊部隊)、イーグル・クロー(イランでの襲撃)、現代の役割(反テロリストの監視者)の全7章に分類して写真を多用して安芸節氏、最後は年表と参考文献。コンパクトな本ながら、全ページに写真があり、その数はカラー
/白黒合わせて110以上。145x215o, 96pp(うちベトナム関係は64ppまで), SC, 英語
2,910

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D1572 Gun Trucks (A Visual History of the U.S. Army’s Vietnam-Era Wheeled Escort Platforms) , David Doyle, Ampersand Group, Inc. A Hobby Link Japan, USA 2015;  「ガン・トラック(米陸軍のベトナム時代の旋回護衛砲座)。

ベトナム戦争のガントラックをタイトルとした書籍はこれまでも何冊か出版されているが、本書の目次は次の通り:
2.5トン 6x6, 5トン 6x6M151, M37, M55 “クァッド", ガントラックの誕生, 武器, 2.5トンのガントラック, 5トンのガントラック, 装甲兵員輸送車体のトラック, エンジニア・ガントラック, 装甲M151, 装甲M37, 最後の生き残り。戦闘、戦争よりも車輌に重点をおいて多数の写真を掲載。

本文の説明文に加え、写真キャプションも豊富。車輌の全体のみではなく、その一部、例えば
6-シリンダー・ガソリン・エンジン、6-シリンダーLDS-427. ターボスーパーチャージャー, 6-シリンダー・ガソリン・エンジン、クァッド(ガン)、50-Caliberマルチプル・ガン・キャリエージM55といったガントラックを構成する一部を大写しし、発展の過程を紹介している。

車輌の写真については、その所属部隊(対象が
APCやガントラックなので、多くが輸送部隊、工兵部隊)や装備、撮影年代、(場所)、車体へのペイント、クルー・メンバーなど詳しい説明がある。最後の方には車両の下、運転席やその周辺の計器など、ドア、ウィンチ、ハイポイド・ギヤ、フェンダー、エンジン、エア・クリーナー、装甲ウィンドシールド、計器パネル、タイヤ、アーマー・ボックス詳しくなければ一体どこの部位か、と思ってしまうようなところの大写しもあるが車輌の構造に関心のある人にはお勧めで、本書の特徴にもなっている。280x215o, 120pp, SC, 英語
3,550
5,470

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D1573以降の商品は D1573- をご覧ください。
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