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The Vietnam Whore Mekong Moe, USA 2019
「ベトナムの売春婦(アジアの売春婦がどのようにアメリカ合衆国を打ち破ったか)」
ベトナムの売春婦はベトナム戦争に勝利し、平和になった。1965-75年にサイゴンの薄暗い路地、派手なバー、怪しげな売春宿で膝をついていたLGBM[注:GI用語で「小さな茶色のファックマシーン」と言った意味]が米軍をベトナムにひざまずかせた...。筆者はベトナムで最も有名な国際的売春婦であるという。 本書には目次がないので、ページをめくって項目を拾っていくと、緒言:戦争でのベトナムの売春婦、ベトナムの性と西洋の見解、ベトナムのFemDom[注: Female Dominationの略で、性行為に於いて女性が支配的な役割を果たすこと]、他の植民地の影響、”堕落”しての歌と喫煙、1945-1955年のインドシナ売春婦、南ベトナムの売春婦、歴史的視点での売春婦と平和、1996年とそれら全て、大衆文化の中のベトナム売春婦、陥落後、などが太字になっている。付録1ではベトナム人売春婦に関する本、付録2では映画の中のベトナム売春婦、付録3では一流のベトナム人売春婦(名前リスト)、それに参考文献。 19世紀末よりの同地域での売春婦事情が記されており、当時の関連する多数の絵葉書写真を掲載、そこには現在では入手の難しい珍しいものも見られる。中で20世紀初めのインドシナでの売春婦と分類としてバンブー売春婦、デイライト売春婦、サンパン女性、中国人売春婦、コンガイ、ヨーロッパ人売春婦、日本人売春婦、家庭内使用人、フランス女性、混血、との記載がある。20世紀初めの日本人売春婦についても写真と文章で触れている。テーマがテーマなので、掲載写真は必ずしも万人向けのものばかりではないので注意。
150x230o,
254pp, SC, 英語
The Vietnam Whore Mekong Moe, USA 2019
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