The Most Secret War
(Army Signal Intelligence in Vietnam)
James L. Gilbert著
Military History Office, US Army Intelligence and Security
Command, USA 2003
「最高秘密戦争（ベトナムにおける通信情報部隊）」
ベトナムでの野戦指揮官は情報収集部隊がなければ戦場の兵士達は戦えないし生きて行けない」と語っていたという。秘密裏に活動する通信部隊は現代戦に欠かせぬ存在で、本書はベトナム戦争時代の情報収集部隊を取り上げ、多くの関連写真とともに紹介したユニークな一冊。
全体は時代を追って進めており次の４章に分かれる。
初期：1961-1964
（ベトナムへの関与、支援の要請、方向探知の問題、ASA最初の犠牲者、エアボーン・ラジオ方向探知、南ベトナム軍の訓練、通信の安全性、特殊部隊、分遣隊J、など）
増強：1965-1967
（ベトナム野戦軍、直接支援部隊、スターライト作戦、ARDF調整センター、第509無線探索グループ、第404無線探索特殊作戦分遣隊、送信安全性の問題、モービル方向探知、など）
新しい戦闘：1958-1970
（電子戦、エアボーン・コレクション、レフトバンク／ラッフィング・イーグル、マンパワー／ナビゲーション／通信、非公式の戦争、ショート・スカート計画とカフェ・ブリュー・システム、サーカス・アクト計画、序言と援助、情報の処理、支援拡大、カンボジアへの侵入、チャイバック局（第８無線探索野戦局）、など）
ベトナム化：1971-1973
（師団アドバイザー無線探索支援とセンター顧問無線探索支援、フリー・フォール、場所のシフト、終戦、など）
その後に付録がA～Hの8項目で、オーダー・オブ・バトル、部隊の要約、ASA(Army Security Agency)のキーパーソン、戦闘に倒れた人々、エアボーン・システム、年表、略語（頭字語）、部隊インシグニア、である。
写真は白黒で100以上、ただ、巻末の部隊インシグニア部分のみはカラーである。
本書は非売品の為入手難。280x240㎜,
131pp, SC,
英語。
The Most Secret War
(Army Signal Intelligence in Vietnam)
James L. Gilbert著
Military History Office, US Army Intelligence and Security
Command, USA 2003
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