Such A Lovely Little War (Saigon 1961-63)

Marcelino Truong, Arsenal Pulp Press, CANADA 2018

「こんなにも素敵な小さな戦争」

「こんなにも素敵な小さな戦争」は漫画によるベトナム戦争史で初版は仏語タイトル”Une si Jolie Petite Guerre: Saigon 1961-63”2012年にフランスで出版、英語版としては2016年初版、この分は第2版。

筆者はベトナムの外交官の子として1957年にフィリピンで生まれ、のち米国へ。イラストレーター、画家であり作家である。戦争初期、筆者は4〜6歳の少年に過ぎなかったが、少年の目から見たものと、母親が両親に宛てた当時の手紙、それに父親(通訳業)が米国では大使館で、その後ベトナムに戻ってからジェム大統領の元で働いていたことから、後日その記憶を聞いて本書を記した。

本書の舞台は最初は米国だが、以降はベトナムとなり、家族の話がグローバルな視点を伴った歴史の話になっていく。ワシントンDC、ニューヨーク=セント・マロ=サイゴン、サイゴン19617月、グエンフエ大通り42、ビーフアップ作戦、1961年クリスマスと1962年テト、攻撃:1962227日、フラッシュバック、マダム[編注:マダム・ニュー]、戦略村、全面戦争、チュン姉妹記念碑、アップバクの戦い、ニャチャンからの挨拶、仏教徒の危機、ロンドン1963年秋、武器は語る、エピローグなどの見出しがある。

170x230o, 251pp, SC(DJ), 英語

 

商品番号:   D1627
在庫: あり
販売価格
(税込):  3,420円  

 

Such A Lovely Little War (Saigon 1961-63)

Marcelino Truong, Arsenal Pulp Press, CANADA 2018

 

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