|
| L’Armée de l’Air en Indochine (Transport et Bombardement 1945-1954, Volume 1) Alain Crosnier & Jean-Michel Guhl, SUP AIR Publications, FRANCE 1981
「インドシナにおける空軍:輸送と砲撃 194-5-1954」
タイトルは英語で”French Air Force in Indochina Transport and Bombardment”とも。すなわち「インドシナにおける空軍:輸送と砲撃 194-5-1954」。
戦争の歴史、輸送の航空(E.M.E.O. 次に G.M.T.E.O [注:極東運転中隊、次に極東輸送運転隊]、ANJOU 1946年6月〜1955年6月, BÉARN[注;Béarnは第2次大戦、それ以降使用されたフランス空母の名前]、TONKIN 1947年10月〜1948年7月 [注:このTonkinは3番目の輸送隊の名称]、FRANCHE-COMTÉ 1949年8月〜1955年11月[注:フランシェ・コンテは元々はフランス東部の地域名、本書では別の輸送隊の名称]、C-119分遣隊 1953年5月〜1954年8月[注:C-119はPacketパケットの愛称を持つ貨物輸送機]、SÉNÉGAL 1954年1月〜1955年6月[注:セネガルは西アフリカの国名だが、ここでは1952年9月に結成された輸送部隊の名称で同年11月部隊はその航空機を持たずサイゴンに到着]、に分類。
次いで爆撃機(Gascogne 1951年1月〜1955年11月[注:仏プロバンス地方の名前だが、ここでは戦闘機中隊の名称]、Armagnac 1951年11月〜1955年8月[注:アルマニャックはガスコーニュ地方にあるブランデー生産で名高い地方名だが、ここでは偵察飛行小隊の名称]、TUNISIE 1952年1月〜1955年8月[注:西アフリカの国名だが、ここではボルドー=メリニャック空港を拠点とする長距離の輸送部隊の名称]、BOURGOGNE 1954年6月〜1954年11月[注:これもワインで有名なフランスの地名だが、ここではディエンビエンフー陥落後の中部トゥレーヌで米空軍からのダグラスB-26を配備した戦闘部隊だったが、公式にフランス空軍の所属機とされた記録は残っていない]に分けて記載。
全体を通して多数の白黒写真あり。写真は総数90以上、それに航空機の機体やインシグニアのカラーイラストが合計6ページに、それに地図や表も。295x210o, 58pp, SC, フランス語(写真キャプションは英語でも)。非常にレアなタイトルで、本書はVol.1だが、Vol.2以降があるのかどうか確認できない。
商品番号: D1656 L’Armée de l’Air en Indochine (Transport et Bombardement 1945-1954, Volume 1) Alain Crosnier & Jean-Michel Guhl, SUP AIR Publications, FRANCE 1981
本書はレロイ書店で取り扱っています。 |